光塩女学院からのメッセージ 6月13日(金)

 皆さんは、校長室前に掲示してある、光塩女子学院からのメッセージを読みましたか。今日は、姉妹校である光塩女子学院との交流について、お話ししたいと思います。光塩女子学院のことは、東京光塩と呼ばせてもらいます。
 東京光塩と萩光塩は、なぜ姉妹校なのでしょうか。それは、共にメルセス会によって設立され、マドレ・マルガリタの精神を受け継ぐ学校だからです。
 マドレ・マルガリタは、スペインのベリスという小さな町で、400年以上、人々のために祈る活動を中心にしてきた修道女会を、キリストの教えを世界の人々に伝える修道女会へと、大きく転換された方です。そして、マドレ・マルガリタ自ら、南太平洋の島々……サイパンやポナペにキリスト教の教えを広めるため、出かけられました。その途中、東京に立ち寄られたことがきっかけとなって、1931年(昭和6年)東京光塩が創設されました。さらに、21年後の1952年、同じマドレ・マルガリタの精神を受け継ぐシスター方によって、私たちの萩光塩が設立されたのです。
 三十年以上前になりますが、高2は修学旅行で関東方面に行っていました。東京では、必ず東京光塩を訪問し交流しました。その後、高校生は海外への修学旅行となり、変わって、中3が修学旅行で東京へ行くようになりました。その際、東京光塩の中学生と交流し、学校内を案内していただきました。私も、中3と一緒に、東京光塩を二度訪問したことがあります。その後、中学生もサイパンへ語学研修に行くようになり、残念ながら両校の交流は全くなくなってしまいました。
 ところが、今回東京光塩から情報交換をしませんか、という申し出をいただきました。このきっかけは、3人の生徒が萩に姉妹校があることを知り、興味を持ったことです。東京光塩には校友会執行部にあたる総務委員会という組織があります。総務委員会は、生徒の声を聞く「プリズムさん」と言う企画を、毎学期行っています。彼女たちは、萩光塩との交流を「プリズムさん」に提案しました。その結果、今回の企画が実現することになったそうです。メッセージを読むと、東京光塩の皆さんが、萩光塩にとても興味・関心を持っていることがわかります。
 特に、私の印象に残った言葉は、「姉妹校としてお互いの学院について知り、学院のさらなる発展に役立てていきたい」という言葉です。東京光塩と萩光塩は、さまざまな点で異なっています。しかし、マドレ・マルガリタの精神を受け継ぐ学校という点では、全く同じです。お互いを理解し、共に成長していく!!==素晴らしいことだと思いませんか。
 校友会執行部は、今回の申し出を受けて、張り切っています。そして、この交流を大切にし、長く続くものにしていきたいと考えています。そのためには、皆さんの協力と積極的な関わりが必要です。
 私の密かな目標は、この交流が深まり、両校の生徒が実際に出会って交流するようになることです。

 皆さん、この関わりを、大切に育てていきましょう。