2学期 始業式 9月1日(月)

 おはようございます。45日間にわたる夏休みはどうだったでしょうか? 一学期の終業式の時に、私は長期休暇中に「これだけはやり抜いた」「日頃あまりできないことに取り組んでみてください。」という話をしました。皆さんはこの休み中、胸をはって「○○にがんばった」といえるものがあったでしょうか。部活動や課外などで休みのほとんどを学校で過ごした人もいたでしょう。

 学校でも夏休み期間中にたくさんの行事がありました。高2、中3の皆さんは海外へ修学旅行に行きました。私はマレーシア・シンガポールへの修学旅行に同行しましたが、皆さんが積極的に外国の文化に触れ、交流している様子を見て、とても有意義な時間を過ごせたと確信しています。中3の修学旅行では予想外のハプニングがあり、滞在が1日延期されました。中3の皆さんが無事に帰ってきたことで、これも良い経験となったことでしょう。これ以外にも中学校1・2年生はワークショップに参加し、たくさんの外国の文化に触れたり、中2の皆さんは職場体験で働くことの大変さや大切さを学ぶことができたりしました。8月30日には、約40名の生徒がグローバルチャレンジに参加し、普段の授業では学ぶことのできない経験をすることもできたと思います。

 ここにいる皆さんは、これまでいろいろなことを学び・体験するチャンスに恵まれてきました。これからもそうだと思います。しかし、経験したことを、いかに自分の知識や力に変えていくかは皆さんの考え方・心の持ち方次第です。多くのチャンスに恵まれながらも「しょうがなく参加した」のでは、時間の無駄使いだし、何の成長にもつながりません。

 皆さんもよくご存じのとおり、8月20日に広島市で大規模な土砂災害がおこり、多くの方が被災されました。この人達は、今まで当たり前のようにあった学ぶチャンスや経験する機会が、これからは少なからず奪われてしまいます。被災された方々の苦しみを理解し、今私たちがいかに恵まれた環境にいるかを再認識してください。  それができた人は、今日からのできごとに真剣に取り組むことができるでしょう。
 2学期のスタートを前に、ここにいる皆さんがもう一度心を引き締め、学習や部活動、また体育祭やバザーなど学校行事に全力を尽くしてくれることを期待しています。

 最後に高3、中3の皆さんです。3年生はいよいよ正念場です。これからの努力が自分自身を高めてくれます。決して、いい加減な気持ちで将来を決めるのではなく、しっかり夢に向かって努力して下さい。メジャーリーガーのイチロー選手は、メジャー最多安打を更新したときに、「小さいことをコツコツ積み上げることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」だと話していました。まさに、皆さんの夢に向かっての道のりも同じです。自分を過大評価したり、過小評価したりすることなく、コツコツと努力を続けて下さい。それでは、3年生へのエールを込めて二学期始業式の話といたします。