1年の締めくくりに

 12月カトリック教会では、クリスマスまでのこの時期を『待降節』と呼んでいます。『待降節』とは、「主の降誕を待ち望む期間」という意味です。今年のクリスマスが、私たちの、そして世界の人々の平和と喜びになるよう、日々の生活を整えながら、しっかりと心の準備をしていきましょう。

 さて、先日の光塩バザーは天候にも恵まれ、大勢のお客様が来てくださって大盛況でした。バザーの日は、私たち在校生や教職員だけでなく、中学・高校の保護者の方、幼稚園の父母の会、同窓会、そして卒業生の保護者など多くの方々が支えてくださり、この学院をとおして生まれた『つながり』の深さに改めて気づかされた、素晴らしい一日でした。

 ビスケットづくりから始まった準備、当日のキビキビとした姿と笑顔、そして後片付けまでをしっかりとやり遂げた皆さんは、この一カ月で確かに成長していると感じました。
 ひとつの例ですが、準備の時は指示待ちだった中学生が、片付けの時は自分から「先生、次何かやることはありますか?」と積極的に行動しようとする姿に変わっていたそうです。バザーの成功は、生徒の皆さんや先生方の努力と多くの方々協力の賜物です。『光塩』が地域の方をはじめいろいろな人によって支えられていることに改めて『感謝』の気持ちがわいてきました。学校は、その中で生活する私たち一人ひとりの行動・言葉によって評価されます。地域の方々に喜ばれ、卒業生がいつでも誇りに思える光塩に、そして毎日を過ごしている私たち自身が前向きに学んでいける学院にしていきましょう。

 今月の学院のテーマは『感謝』です。今年2014年もあとひと月を残すだけとなりました。今年あったたくさんの出来事に感謝して、1年間を振り返る月にして欲しいと思います。私たちは時に人の悪口を言ったり人を責めたりすることで、自分の正当性を表現し、存在感をアピールしがちです。しかし、悪口を言ったり責めたりした後は、必ず心の中に何かモヤモヤしたものが残ります。私は皆さんに、自分と合わない人を責めるのではなく、自分を支え助けてくれた人に感謝しながら毎日を歩んで欲しいと願っています。友だち・家族・先生方に感謝しながら一年を締めくくりましょう。