「愛」について 2月6日(金)

 暦の上では立春が過ぎて春を迎えたことになりましたが、まだまだ寒さが厳しい毎日です。
 高校3年生の卒業試験も昨日で終わり、別れの時も近づいてきました。高3・中3の皆さんにとっては卒業・そして次に来る新しい生活のために、よりよい準備の期間として今月を過ごして欲しいと思います。
 今月の学院のテーマは「愛」です。皆さんは「愛」についてどのように理解し、解釈しているでしょうか。また「お互いに愛する」という言葉を別の言葉に置き換えてみると、どのような表現ができるでしょうか。中学生・高校生の皆さんにとっては、愛=恋愛をイメージするかもしれませんが、愛とはただそれだけではないのです。
 正直、私自身今月のテーマ「愛」について、生徒の皆さんにお話しをするにあたっていろいろ勉強しました。本校はミッションスクールなので、聖書の中に「愛」について何と書いてあるかも調べてみました。そこには、私たちは友のために命を惜しまず尽くしていきたいこと、困っている人を見て、言葉や口先だけでなく行いをもって誠実にかかわること、愛はねたまず・高ぶらず・誇らないこと、自分の利益だけを求めないこと、愛には偽りがあってはならないことなどが述べられています。
 私なりの解釈としては、「愛」とは、相手を大切に思い・大事にすること、共に生きること、分かち合うこと、自分の物・時間などを人のために使うこと、自慢しないこと、他人を悪く言わないこと、自分の信念を貫くこと、自分より他者の必要性を優先させること、だと思います。つまり愛とは、私たちの平凡な毎日の生活の中での行為、小さなできごとひとつひとつに、私たちがどう向き合っていくかが問われているのです。
 私たち一人ひとりが、他者のためにできることは違います。悩んでいる友達に声かけをすること、間違った行為に対してははっきり意見を言うこと、ボランティア活動に参加することなど、「愛」の表現方法はたくさんあります。
 今月は、自分らしい「愛」の形を見つけ、それを言葉にしながら、「自分の周りに喜びと光をまく」生き方を探っていく月にしていきましょう。