萩椿まつり 書道パフォーマンス 3月22日(日)

 3年生が卒業し、初めての書道パフォーマンスが行われました。萩椿まつりで、午前、午後と1日に2回行い、地元の方々のほかに外から観光に来られた方の前で披露することができました。毎回進化している書道部。これからの活躍も楽しみです。

終業式 3月20日(金)

3学期の終業式が行われました。

 1年間、一人ひとり学校生活や行事を通してたくさんの苦労、喜び、学び、感動があったと思います。
 今の時間を大切にして、今年度の反省をしっかり行い、新たな気持ちで新しい年度を迎えるための充実した休みを過ごしてほしいです。



校長先生のお話
【3学期終業式】
 おはようございます。高3・中3の卒業式も終わり、今日は皆さんの一年を締めくくる終了式になりました。ついに平成 26 年度も終わります。
 今年はみなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。きっといろいろな感想があると思います。中1・高1の皆さんにとっては、光塩に入学し、中学生として又は高校生として、それまでの小・中学校との違いを感じたことでしょう。中2・高2の皆さんは、中堅学年として、自分の夢の方向を定めるのに苦労した一年であったと思います。
 私は、中学生・高校生の皆さんにとって、この時期に経験することは、良いことでも、悪いことでも、どんなことでも全てが宝物だと思います。なぜなら、それは今の自分を、さらにより良い人として成長させてくれるものだからです。ただ、この経験や体験を自分の力に変えていくか、無駄なものにしてしまうかは、皆さんの考え方、心の受けとめ方次第でもあります。
 私が20歳の頃、小学校の恩師の先生に言われたことがあります。それは、「早く挫折しなさい。」ということです。最初この言葉を聞いたとき、何てひどいことを言うのか?と思いました。挫折なんてしたくないし、する必要がないと考えていたからです。でも、その先生が私に伝えようとしたことは、「若い頃に苦しいことをいっぱい経験して、苦しみを乗り越える強い力を早く身につけなさい。」ということでした。私の将来を見越しての本当に厳しい、そして優しい指導だったと今では感謝しています。そう考えると、苦しいことも嫌なことも、やはり、今の皆さんにとっては大切な体験なのです。
 今年度を振り返ってみて、たくさんのことを学び、いろいろな人と出会い、多くの出来事を経験したことに気づかず、ただダラダラと過ごしてきた人がいたとしたら、その人は実にかわいそうな人だと思います。なぜなら貴重な人生の、それも青春の大切な時間を「私は無駄に過ごしました」といっているのと同じだからです。こういう人は決まって受け身的な生き方をしています。そして与えられたものに対して、不平しか言えないというのがパターンです。そういう人に限って自分は約束を破ったり、遅刻したりしても平気なのに、自分がそんなことをされるとすごく腹を立てるのです。
 自分だけ楽して、好き勝手して、でも何とかしてもらいたい、というのは都合が良すぎます。小さな子どもなら、わがままも許されますが、中学生・高校生になると、義務や自己責任というものが発生します。自分の言動に責任を持つことが要求されます。自分の権利ばかり主張して、やるべきことをやらない人には決してならないでください。
 私たち教員もそして家族や友だちも、がんばろうとしている人には、より良い成果が出るように支援することができます。しかし約束も守れない人には、何もしてあげることができません。でも、そんな人に限って「何もしてくれなかった。学校がおもしろくない」というのです。おもしろくないのは当たり前です。自分でおもしろくないようにしているのだから。


 幕末の志士に皆さんもよくご存知の「高杉晋作」がいます。混乱した幕末の時代において必死に何とかしようと努力した人の一人です。彼の辞世の句は、「おもしろき こともなき世を おもしろく」でした。この句について、また高杉晋作の生き方について話をすると時間がかかりますので、また各自で本を読んだり、調べたりしてみてください。ただ、晋作も「 何事も待っているだけではダメだ。」「何もせずに文句を言うぐらいなら何かをやって文句を言え。」といっていると私は思います。
 今から始まる春休みは、次のステップへの準備のための期間です。しっかりと目標を定め、活動するための鋭気を養ってください。そして、毎日が「おもしろかった」といえるように、自らに働きかけてください。 

中学校通信 春休み特別号

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中学校通信 卒業記念号

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学校新聞 平成26年度

学校新聞ができました。
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第3回進路ガイダンス 3月17日(火)

 高校1、2年生を対象に進路ガイダンスが行われました。生徒たちは進学や就職で必要となる志望理由書や小論文、面接について、またそれらを考えていく上でも大切な自分自身を知るということについて学んでいきました。面接マナー指導では模擬面接も行われ、講師の先生の助言を受けながら面接時の注意点などを確認していきました。
 半年後には試験が始まる人もいます。今回の講座で学んだことをこれからの生活の中でしっかりと身につけ、それぞれの進路につなげていってほしいと思います。

弁論大会 3月18日(水)

 全校生徒による弁論大会が行われました。

ボランティア からふる 3月16日(月) 

からふるのボランティアに行ってきました。
窓ふきやおもちゃの消毒を行いました。
みんなよく体を動かし、気持のよい汗を流すことができました。


クラスマッチ 3月16日(月)

3学期のクラスマッチが行われました。
みんな笑顔でのびのびとプレーをしていました。

中学校 校外学習 3月16日(月)

 トーフレオメガフレックス株式会社へ工場見学に行きました。家庭の排水口チューブやエアコンの配管から新幹線のドアやH2ロケットまで幅広く使われている金属製フレキシブルチューブ、伸縮管継手などを生産しています。世界で注目されている製品だということ、日本では萩にしかないことなどの説明を聞き、初めて見る機械や製品が出来上がる過程にみな目を輝かせていました。 

中学校卒業式 3月14日(土)

 暖かな春の日差しの中、武道館で中学校の卒業式が行われました。
 校長式辞では「皆さんのクラスを見ていて、ある言葉を思い出しました。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格はない。」この言葉を初めて聞いたとき、「自分もこのような人になりたい」と強く思いました。
 みなさんは、男子のたくましさと強さで支えられ、女子の優しさと温かさで包まれたクラスでした。全員で、この言葉を表現しているように私には見えました。」とお話しされました。
 卒業生の活躍をこれからも応援しています。


校長式辞
 三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。八名の生徒は、お互いに支え合い、協力し合って、日々伸び伸びと学んでまいりました。これはひとえに、本学院に対しましての保護者の皆様の信頼とご協力のおかげでございます。本日の卒業式にあたり、心からお祝いを申し上げますとともに、感謝とお礼を申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、暖かい春の日差しの中で、皆さんは九年間の義務教育課程を終えられました。今皆さんは、中学校生活を終えた充実感と、新たな高校生活への希望に溢れていることでしょう。
 入学したての頃は、まだあどけなさの中にも、中学生になったという自信と少しの不安が混じった姿でした。しかし、今日の皆さんは、一人ひとりが大きく成長し、また、クラスとしての成長も見られ、立派な姿として私には映っています。三年前の入学式の時、新入生代表が「神様の望まれる背丈まで成長することを誓います。」と宣誓した言葉のとおり、皆さんがどんどん成長していく姿を見られたことは、私たち教職員にとっても本当に嬉しいことでした。
 この三年間、皆さんは、家族の大きな愛に包まれて成長してきました。背もどんどん高くなり、顔つきが大人びてくると同時に反抗期も迎え、家族や周りの人たちと衝突しながら、自分自身との葛藤も乗り越えて、今日の素晴らしい姿になったのでしょう。大人になっていくこと、成長していくことは、一人ではできません。友達や先生方とのかかわり、地域の方々の温かい眼差し、そして何より家族の大きな支えによって、少しずつ大人になってきたことを、謙虚に認め感謝することによって、はじめて成長するのだと思います。この謙虚さと感謝の心を忘れない人であり続けてください。そして、義務教育を終えたけじめとして、今日ご家族に心から感謝の言葉を伝えてください。
 皆さんにとって、サイパンへの修学旅行は、三年間の中学校生活の中で、最も大きな印象として残っていることでしょう。語学研修・ホームステイなどの体験をとおして、様々な違いに戸惑いながらも、お互いが持っている良いものを知り、認め合うことから国際理解が生まれるということを、若い時期に経験できたことは素晴らしいことです。サイパン滞在中、皆さんが気持ちよく過ごせるよう、それぞれのホストファミリーがどれだけ温かい心遣いをしてくださったか、サイパンのシスターたちがどれだけ長い時間をかけて準備をしてくださったか、また、突然のハプニングで帰国が延期された時、深夜まで校長室で待機された中学校の先生方の心労など、それらのことを理解することもとても大切なことです。ただ楽しかった、おもしろかった、海が美しかっただけではなく、これからは、このような素晴らしい体験を自分の周りの人にもしてあげられるような、そんな心遣いができる人になって欲しいと願っています。
 皆さんが大人になる時は、もっと国際化が進み、海外との交流がさらに盛んになっていることでしょう。その時に求められるのは、正しい異文化理解と人々との温かいかかわりです。サイパンでの体験は、きっと大きな力となって皆さんの自信につながると信じています。
 私は、皆さんのクラスを見ていて、ある言葉を思い出しました。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格はない。」これは、レイモンド・チャンドラーの小説に出てくる私立探偵、フィリップ・マーロウの言葉で、私が最も好きな言葉でもあります。この言葉を初めて聞いたとき、「自分もこのような人になりたい」と強く思いました。これから、皆さんの人生には様々な試練が待ち受けているはずです。毅然と、そして幸せに生きていくためには、強さと優しさの両方が必要なのです。
 皆さんのクラスは、六人の男子のたくましさと強さで支えられ、二人の女子の優しさと温かさで包まれたクラスでした。八人全員で、この言葉を表現しているように私には見えました。しかし、明日からはそれぞれの目標に向かって、この萩光塩学院を飛び立っていきます。これからは、一人ひとりが強さと優しさを兼ね備え、「自分の周りに喜びと光をまく」ことができる人をめざして、大いに羽ばたいていってください。
 終わりに、皆さんが入学した時の校長シスター佐藤も、今日の卒業を喜んでいらっしゃることと思います。三人の光塩幼稚園の卒園生、皆さんの小さい頃の話をされたこともありました。中学校から初めて光塩に入られた五人の皆さん、皆さんのことも心に留められ、よく様子を聞いてこられました。きっと今日も天国でにっこりとほほ笑みながら、皆さんの門出を祝福していることでしょう。
 卒業される皆さん、光塩の生徒として学んできた「地の塩・世の光」の建学の精神は、皆さんがどこに行っても、どんな時でも、努力し続けるだけの力と勇気を与えてくれるものです。これからの皆さんの新たな出会いと萩光塩学院の卒業生として立派に活躍されることを祈念し、お祝いの言葉といたします。


平成二七年三月十四日
萩光塩学院中学校
  校長  中村 柔道

 

はぎ園ボランティア 3月12日(木) 

 3月12日(木)、大井にある特別養護老人ホーム・オアシスはぎ園を訪問し、車イスの清掃を行いました。3年生が卒業し、高1・高2のみの訪問でしたが、少ない人数でも生徒たちは協力してしっかりと働いていました。園の方々も温かく迎えてくださり、気持ちよくスムーズに作業を行うことができました。

すべきこと 3月6日(金)

 先週の高3の卒業式は、厳粛な雰囲気と参加者全員の温かな思いが込められた中で行われ、39名の卒業生を無事に送り出すことができました。参加された来賓の方からは「良い式でした。」「卒業生も在校生もとても立派でした。」とたくさんお褒めの言葉をいただきました。卒業生を気持ちよく送り出すことができたのは、皆さんの思いと協力があったからだと思います。本当にありがとうございました。
 そして、今週は、中3の卒業試験も終わり、明日からは学年最後のテストが始まります。しっかり準備をして試験に臨んでください。
 さて、皆さんはこの一年間、朝の読書の時間を含めて何冊の本を読んだでしょうか?そして、その中からどれだけ新しい言葉を学んだでしょうか?校長室前の図書コーナーには、毎月テーマを変えながら、たくさんの本が紹介されています。「これ、読んだらおもしろそうだな?」と思った人もたくさんいるでしょう。是非、活用し自分磨きに役立ててください。
 人間と他の動物との違いは、言葉にあるといわれています。私たちは自分の思いや感情を言葉で相手に伝えるという素晴らしい手段を持っています。しかし、それを上手に使えないことで、人間関係に問題が生じてしまうことがよくあります。何か自分に不都合なことが起こると、大声で怒鳴ったり、すねて黙ったり、泣いたり、力まかせに物にあたったりという表現方法は、非常に幼稚な行為で、それでは相手に自分の思いや考えを伝えることはできません。自分の考えを言葉で伝えると同時に、相手の思いや気持ちも聞こうとする姿勢がある時、初めて良い人間関係が築かれるのです。
 私たちは、毎日の生活の中で言葉によって励まされたり、助けられたり、また傷つけられたりしています。この一年を終えるにあたって、私たちの発した言葉がその場に合った言葉だったか、相手を傷つけていなかったか少しみつめなおして欲しいと思います。そして、これからも本などをとおして、適切な言葉や表現方法を学び、自分を正しく表現していく努力をしてほしいと思います。
 今月の学院のテーマは「使命」です。
 私の読んだ本の中に「したいことではなく、すべきことをしたとき、人間は満ち足りるのだ。」という言葉がありました。それぞれの学年で過ごしたこの一年を満足したものにするために、「すべきこと」に全力で取り組む3月にしていきましょう。

2年音楽コース発表会 3月4日(水)

 高校2年生音楽コースのピアノの発表会が3号館音楽室で行われました。コースの時間や日頃の練習の成果を、先生方や生徒の前で堂々と発表することができました。
 忙しい日々の中で、優雅なひと時を過ごすことができました。

高2総合的な学習 発表会 3月3日(火)

高2は、修学旅行を通じて行った調べ学習の成果を発表しました。 今年度の修学旅行は、マレーシア・シンガポールと、韓国の二手に分かれて行われました。「マレーシア・シンガポールで人気なもの」や「韓国のお菓子」など、生徒たちは自分で決めたテーマについて調べたこと、また現地へ行って感じたことなどをまとめ、堂々と発表していました。国際理解についての総合的な学習の時間は今回で終わりになりますが、修学旅行で感じたこと、考えたことをこれからの生活に活かしていってほしいと思います。

高等学校 卒業式 2月28日(土)

 春の訪れを思わせるような晴天の中、平成26年度萩光塩学院高等学校卒業式が萩市民館で行われました。
 校長式辞の中で「それぞれの場で、自分の足でしっかりと立ち、周りの人が何を望んでいるのか考えながら、自分らしく生きるための目標を持つことは大切なことです。そして、その目標に向かって進むとき、熱意と活力に満ちた日々を送ることができると信じています。」というお話がありました。その後卒業生、在校生ともに心を込めた、歌声が響きました。
 卒業生一人ひとりが夢を実現することを心から祈っています。  


校長式辞 『志・信念・熱意をもって』
                   校長  中村 柔道

 柔らかな春の日差しを浴びて、すべてのものに生命の躍動が感じられる今日の佳き日、多数のご来賓、保護者の皆様のご臨席のもと、平成二十六年度萩光塩学院高等学校、卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びです。心より感謝とお礼を申し上げます。

 三年生三十九名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。柔らかな春の日差しを浴びて、すべてのものに生命の躍動が感じられる今日、皆さんは新たな出発の時を迎えました。今皆さんは、この学院での様々な出来事を思い出として振り返りながらも、希望と喜びにあふれていることと思います。
 この三年間、皆さんは「世の光・地の塩」の建学の精神の下で、日々の学習に、多くの行事に、そして部活動、ボランティア活動に若いエネルギーを力いっぱい使って、学院生活を満喫してきました。皆さんの笑顔とはじけるばかりの声、その一つひとつが、私にとっても大きな思い出です。個人的なことになりますが、皆さんが入学した当初、私は生徒指導主任・学年補佐として皆さんとかかわり、三学期には一年二組の担任となりました。担任として生徒とかかわることができるのは、これが最後かもしれません。二年生の時は生徒指導主任として、そして今年は校長として私自身も立場を変えながら、皆さんとかかわってきました。皆さんは、私たちを楽しませ、笑わせ、感心させ、時々悩ませながら、素晴らしいかかわりをもたらしてくれました。ある時は一緒に考え、ある時は教えられながら、私も皆さんと共に成長することができたことを本当に嬉しく思い、心から感謝しています。
 皆さんが、充実した高校三年間を送ることができたその後ろには、家族の大きな支えと励ましがあったことを今一度思い起こしてください。どんな時にも、皆さんの全てをありのまま受け止め、守り、これからもずっと見守ってくださる家族の愛を忘れない人であって欲しいと願っています。卒業の節目として、今日ご家族に心から感謝の言葉を伝えてください。
 三十九名の新たな出発にあたり、私は、皆さん一人ひとりが、これからどのような生き方をしていきたいか、はっきりとした目標をもって歩んでいくことを願っています。ホームルームで学院の精神を学び、宗教の授業や多くの学校行事をとおして、他者とのかかわりを学び、修学旅行では異文化を学ぶなど、自分を知ることと、どのような人にも真心をもって接し共に歩んでいくことの大切さをこの学院で学んできました。光塩を離れる皆さんが、それぞれの場で、自分の足でしっかりと立ち、周りの人が何を望んでいるのか考えながら、自分らしく生きるための目標を持つことは大切なことです。そして、その目標に向かって進むとき、熱意と活力に満ちた日々を送ることができると信じています。
 私たちの町萩市は、日本海に面した小さな城下町です。萩藩の藩校・明倫館や松下村塾にみられるよう、昔から「教育」を大切にしてきました。この萩からは高い志を持ち、熱意と活力に満ちた若者たちが数多く飛び立っていきました。このような環境の中に萩光塩学院はあります。今年は吉田松陰先生の妹「文」を中心とした大河ドラマ「花燃ゆ」が全国で放送されています。私はこれを機にもう一度萩と光塩の歴史について調べてみました。すると、そこにいくつかの共通点がみえてきました。松陰先生は、幕末の混沌とした社会の中にあって、国について、社会のあり方について、また自分自身の生き方について、「志」という言葉で目標をあらわし、それを実行に移しました。光塩の創立者マドレ=マルガリタも自身の生涯を教育と宣教に捧げ、大きな志をたてて今から約九〇年前にスペインを出発し、日本に来られました。二人は生まれた国や時代は違っても、国のため、人のために何ができるか考え、志と信念をもって行動した人たちです。そしてその大切さを「学校」をとおして後世の私たちにも伝えているのです。また、萩光塩学院の前身である修繕女学校の校長には松陰先生の兄・杉梅太郎、のちの杉民治の名もあります。私たちの学院はカトリック精神と故郷の偉人の志を引き継いだ学校なのです。
三年後の二〇一八年は、明治維新から一五〇年の節目の年であり、本校の設立母体メルセス会ができて八〇〇年に当たる記念すべき年でもあります。萩の歴史と光塩の歴史を継承し、私たちもこれらの先人にならって、可能な限り自分の目で確かめ、周りの人々から情報を得、状況を客観的に判断した上で、将来を見据えて行動していきたいと思います。皆さんもどうか志・信念・熱意をもって、この学院を飛び立ってください。
 終わりに、皆さんが入学した時の校長シスター佐藤も、今日の卒業を喜んでいらっしゃることと思います。シスター佐藤は萩光塩学院のために全てを捧げられました。闘病中も皆さんのことを心配し、学校での様子をよく聞いてこられました。今日の皆さんの門出を天国から、にっこりとほほ笑みながら祝福していることでしょう。
 卒業される皆さん、これまで光塩の生徒として学んできた「地の塩・世の光」の建学の精神は、皆さんがどこに行っても、どんな時でも目標を見失わず、努力し続けるだけの力と勇気を与えてくれるものです。これからの新たな出会いに向けて惜しみなく力を発揮し、「自分の周りに喜びと光をまく人」として活躍されることを祈念し、お祝いの言葉といたします。