すべきこと 3月6日(金)

 先週の高3の卒業式は、厳粛な雰囲気と参加者全員の温かな思いが込められた中で行われ、39名の卒業生を無事に送り出すことができました。参加された来賓の方からは「良い式でした。」「卒業生も在校生もとても立派でした。」とたくさんお褒めの言葉をいただきました。卒業生を気持ちよく送り出すことができたのは、皆さんの思いと協力があったからだと思います。本当にありがとうございました。
 そして、今週は、中3の卒業試験も終わり、明日からは学年最後のテストが始まります。しっかり準備をして試験に臨んでください。
 さて、皆さんはこの一年間、朝の読書の時間を含めて何冊の本を読んだでしょうか?そして、その中からどれだけ新しい言葉を学んだでしょうか?校長室前の図書コーナーには、毎月テーマを変えながら、たくさんの本が紹介されています。「これ、読んだらおもしろそうだな?」と思った人もたくさんいるでしょう。是非、活用し自分磨きに役立ててください。
 人間と他の動物との違いは、言葉にあるといわれています。私たちは自分の思いや感情を言葉で相手に伝えるという素晴らしい手段を持っています。しかし、それを上手に使えないことで、人間関係に問題が生じてしまうことがよくあります。何か自分に不都合なことが起こると、大声で怒鳴ったり、すねて黙ったり、泣いたり、力まかせに物にあたったりという表現方法は、非常に幼稚な行為で、それでは相手に自分の思いや考えを伝えることはできません。自分の考えを言葉で伝えると同時に、相手の思いや気持ちも聞こうとする姿勢がある時、初めて良い人間関係が築かれるのです。
 私たちは、毎日の生活の中で言葉によって励まされたり、助けられたり、また傷つけられたりしています。この一年を終えるにあたって、私たちの発した言葉がその場に合った言葉だったか、相手を傷つけていなかったか少しみつめなおして欲しいと思います。そして、これからも本などをとおして、適切な言葉や表現方法を学び、自分を正しく表現していく努力をしてほしいと思います。
 今月の学院のテーマは「使命」です。
 私の読んだ本の中に「したいことではなく、すべきことをしたとき、人間は満ち足りるのだ。」という言葉がありました。それぞれの学年で過ごしたこの一年を満足したものにするために、「すべきこと」に全力で取り組む3月にしていきましょう。