終業式 3月20日(金)

3学期の終業式が行われました。

 1年間、一人ひとり学校生活や行事を通してたくさんの苦労、喜び、学び、感動があったと思います。
 今の時間を大切にして、今年度の反省をしっかり行い、新たな気持ちで新しい年度を迎えるための充実した休みを過ごしてほしいです。



校長先生のお話
【3学期終業式】
 おはようございます。高3・中3の卒業式も終わり、今日は皆さんの一年を締めくくる終了式になりました。ついに平成 26 年度も終わります。
 今年はみなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。きっといろいろな感想があると思います。中1・高1の皆さんにとっては、光塩に入学し、中学生として又は高校生として、それまでの小・中学校との違いを感じたことでしょう。中2・高2の皆さんは、中堅学年として、自分の夢の方向を定めるのに苦労した一年であったと思います。
 私は、中学生・高校生の皆さんにとって、この時期に経験することは、良いことでも、悪いことでも、どんなことでも全てが宝物だと思います。なぜなら、それは今の自分を、さらにより良い人として成長させてくれるものだからです。ただ、この経験や体験を自分の力に変えていくか、無駄なものにしてしまうかは、皆さんの考え方、心の受けとめ方次第でもあります。
 私が20歳の頃、小学校の恩師の先生に言われたことがあります。それは、「早く挫折しなさい。」ということです。最初この言葉を聞いたとき、何てひどいことを言うのか?と思いました。挫折なんてしたくないし、する必要がないと考えていたからです。でも、その先生が私に伝えようとしたことは、「若い頃に苦しいことをいっぱい経験して、苦しみを乗り越える強い力を早く身につけなさい。」ということでした。私の将来を見越しての本当に厳しい、そして優しい指導だったと今では感謝しています。そう考えると、苦しいことも嫌なことも、やはり、今の皆さんにとっては大切な体験なのです。
 今年度を振り返ってみて、たくさんのことを学び、いろいろな人と出会い、多くの出来事を経験したことに気づかず、ただダラダラと過ごしてきた人がいたとしたら、その人は実にかわいそうな人だと思います。なぜなら貴重な人生の、それも青春の大切な時間を「私は無駄に過ごしました」といっているのと同じだからです。こういう人は決まって受け身的な生き方をしています。そして与えられたものに対して、不平しか言えないというのがパターンです。そういう人に限って自分は約束を破ったり、遅刻したりしても平気なのに、自分がそんなことをされるとすごく腹を立てるのです。
 自分だけ楽して、好き勝手して、でも何とかしてもらいたい、というのは都合が良すぎます。小さな子どもなら、わがままも許されますが、中学生・高校生になると、義務や自己責任というものが発生します。自分の言動に責任を持つことが要求されます。自分の権利ばかり主張して、やるべきことをやらない人には決してならないでください。
 私たち教員もそして家族や友だちも、がんばろうとしている人には、より良い成果が出るように支援することができます。しかし約束も守れない人には、何もしてあげることができません。でも、そんな人に限って「何もしてくれなかった。学校がおもしろくない」というのです。おもしろくないのは当たり前です。自分でおもしろくないようにしているのだから。


 幕末の志士に皆さんもよくご存知の「高杉晋作」がいます。混乱した幕末の時代において必死に何とかしようと努力した人の一人です。彼の辞世の句は、「おもしろき こともなき世を おもしろく」でした。この句について、また高杉晋作の生き方について話をすると時間がかかりますので、また各自で本を読んだり、調べたりしてみてください。ただ、晋作も「 何事も待っているだけではダメだ。」「何もせずに文句を言うぐらいなら何かをやって文句を言え。」といっていると私は思います。
 今から始まる春休みは、次のステップへの準備のための期間です。しっかりと目標を定め、活動するための鋭気を養ってください。そして、毎日が「おもしろかった」といえるように、自らに働きかけてください。