吸収すること 4月24日(金)

 皆さんのほうができて、私のほうができないことがあります。何だと思いますか?
 それは「物事を吸収すること」です。
 人の話を素直に聞くこと、自分の間違いを認め素直に「ごめんなさい」と謝ること、困っている人がいたら「手伝いましょうか」と声をかけること、人を許すこと・・・。言い始めたらきりがありませんが、これは私が光塩に来て学んだことです。
 みなさんは光塩をどんな学校だと思っていますか?また、光塩のことを全く知らない人に、自分の学校はどのような学校だと紹介しますか?
 私はある日、こんなことを思いました。
 「この学校は日本一だな」
 なにが日本一なのか。
 光塩は「人として大切なこと」をしっかりと教えてくれる学校です。
 学校なので勉強を教えてくれるのはもちろんですが、それと同時に人が生きていくうえで大切なこともしっかりと教えてくれます。キリスト教の教えを通して、わかりやすくまた神様の言葉、願い、期待も知ることができます。
 私はなかなか人から言われたことを素直に吸収することができませんでした。特に自分が考えていたことと違うことを言われると、私はとても短気なので「カチン」ときてしまい、あからさまに「はぁ?」といやな顔、嫌な態度、いやな言葉を発していました。また自分はこれでいいのだと考え、都合の悪いことは言い訳し何とか相手を納得させようと必死でした。また、間違いを素直に認める、謝るということは本当に難しいことでした。
 しかし、光塩の先生たちは違いました。私のようなわがままで薄っぺらい思いなどはみじんもなく、相手を自分の家族と同じように深く考え、愛し、どうしたら相手の気持ちに寄り添い、これから生きていく上でより良い方向に進むことができるのかを考えて話をされていました。
 口先だけ、目先のことだけの調子のよいことばではありません。
 時には本質をついた厳しい言葉もズバッといわれることがあります。
 それに対しみなさんは、言葉の意味を知り、考え、素直に吸収し、変化し、そしてまっすぐに成長していきます。
 この姿を見たとき、私はこの学校が日本一だと思いました。
 また私も皆さんを見習い、同じように成長していきたいと思うようになりました。
 
 「学ぶ」姿勢を身につけ、これから出会う人々から何かを吸収しようという意欲を養い、育てること。

 この言葉は昭和55年に校長だったSr.池田が光塩の入学式の際にお話しされた言葉です。
 いつの時代でも光塩が大切にしてきたものが変わらないのだということがわかります。
 私もここで働かせてもらっていることの意味を知り、皆さんに負けないように、吸収する力を養い、人として大切なことを伝えることのできる人になりたいと思っています。