自分と相手を 大切にする 5月22日(金)

 中間試験が終わり、高校では最終日に進路ガイダンスも行われました。自分の進路や将来、これからについて考える一週間となったのではないかと思います。
 私たち一人ひとりには無限の可能性が秘められています。しかし、何もしないままでは、その可能性は広がりません。さまざまなことに挑戦し、多くの人と触れ合っていく中で、得意なことや苦手なこと、自分にできることは何かということを知ることができるのだと思います。また、しばらくの間、続けていくことによって、苦手だと思っていたものがうまくできたり、嫌いだと思っていたもののいいところが見えてきたりもします。学校生活は、好きなことだけができるというわけではありません。自分がやりたいことをするかわりに、苦手なことや嫌いなことも行わなければならないときがあります。そんなとき、いやいややるのではなく、自分の可能性を広げるチャンスだと思って、前向きに挑戦してみてほしいと思います。
 学校ほど、短期間で多くのものごとを、自分以外の人たちと共に学べる場所はありません。その分、時に困難にぶつかります。人と意見が衝突したりもします。ぶつかる、衝突するということは、揺さぶりがかけられたということです。それは自分をより良く変えるチャンスということでもあります。もしかしたら、ぶつからずに、逃げることができることもあるかもしれません。適当に生きようと思えば、案外逃げ道は広いものです。しかし、それでは成長がありません。困難にぶつかったときにその衝撃に耐えることのできる、そこからさらに新たなものを生み出していける、しなやに対応していくための力を身に付けていってほしいと思います。
 私は、その力は「自分を信じることができるか」からくるのではないかと思います。私も三年間、皆さんと同じ、この円型校舎で学びました。そこで教わったのが、「自分を大切にすること」です。光塩に入学してきてくれて嬉しい、あなたはとても大切な存在なのだということを、いろいろな形で伝えてもらった気がします。皆さんは今、本当の意味で自分を大切にできているでしょうか。一人ひとりが大切な存在であるということを、今度は私が皆さんに伝えたいと思います。「自分を大切にすること」。それは同時に、「自分を大切にしている相手」を尊重することでもあります。周りの人を認め、一緒に歩んでいこうとするとき、私たちは大きな力を発揮することができます。
 これからの学校生活、勉強をはじめ、部活動や行事など、いろいろな経験を通して、それぞれの可能性を探し、将来の進路につなげていってほしいと思います。