高校時代の思い出 5月29日(金)

 今から25年前、1990年6月山口市にある維新百年記念公園テニスコート6番コートでの話です。高校生活の引退試合となる山口県高校総体でした。私は1回戦を勝ち進み2回戦に臨んでいました。相手は当時、山口県1位の山口高校の生徒でした。相手選手はジュニアと言って、小さい頃からテニスをしている人です。私は勝つ可能性はおろか、1ゲーム、1ポイントがとれるであろうかという強い相手でした。しかし、コートに入る前、1つ決めていたことがありました。それは、1球もあきらめない。飛び込んででも、ボールに食らいついて相手コートにボールを返してやろうと決めていました。試合が開始し、相手の強さを改めて実感しましたが、必死でボールを追いかけました。コースもスピードも自分にとってはベストのサーブを打っても、逆サイドにきれいに返され、反応することすらできないポイントもありました。全く歯が立ちませんでした。結局1ゲームもとれず私は0-6で負けました。結果は、負けでしたが、なぜかすっきりしたような、ホッとしたような気分になったことをおぼえています。高校3年間は部活に費やした3年間でした。一つのことをやりぬいた自信は、今でも大切な財産となっています。
 今日から始まっている競技もありますが、多くの運動部が明日から山口県高校総体です。運動部の人の日頃の努力は、他の人にはなかなか伝わりません。きっと見えない所で多くの努力をしてきたと思います。試合には必ず勝ち負けがつきます。どのような結果になっても、自分が納得できるプレーをしてきてください。部活は、高校生活で貴重な体験です。みなさんの健闘を祈っています。最後に、私が試合前に必ず聴く歌の歌詞を読んで終わります。

やれるだけやり切ったかなんて
自分しか分からない
だから自分に嘘つくな
自分にはズルするな
誰かと自分を比べるよりも
己を誇れる人になりたい
自分を投げ出さず生きた今日を
褒め続けられる日々を送ろう
君にしか分からなくたって
楽な道は選ぶな
最後に報われるのは
逃げずに居た君自身だから
結果ばかりに目を向けるよりも
歩んだ道のりを見つめてたい
自分をあきらめず生きた日々を
悔いなく終わる命でありたい
思い通りにならない日も
無駄にだけはしないで
大事なのは君が君を
最後に認めてやれるかだ