神様の望まれる背丈まで 6月26日(金)

 みなさん、6月の月の異名(古称)は「水無月」です。水の無い月と書きますが、水が無いわけではありません。水無月の無いは神無月の「な」と同じく、「の」に当たる連体助詞「な」で、「水の月」と言う意味です。陰暦の6月は田に水を引く月であることから、水無月と言われるようになりました。現在は、田植えも終わり梅雨のシーズンまっただ中で、ジメジメとした日が続きますが、登下校時にふと回りを見渡すと、この季節にしか体感できない菖蒲の花、アジサイの花、雨の音などの梅雨らしさに魅了されています。平安時代に活躍した清少納言も枕草子で四季の「をかし」について読んでいるように、みなさんもこの季節ならではの自分なりの「をかし」について、思いを馳せてみてはいかがですか?

 さて、先日の文化祭は大変盛り上がり思い出に残るものとなりました。これもみなさん一人ひとりが与えられた役割を一生懸命に取り組んだ成果だと思います。この文化祭を通して得られた達成感は、楽しい思い出とともに、皆さんが将来困難な壁にぶつかった時に、乗り越えるための一つの糧にきっとなることでしょう。
 また、当日はご両親をはじめ多くの来客がありました。これも主役であるみなさんの日々の活動や成長した姿を間近で見たいという思いの表れではないでしょうか。
 皆さんが今充実した学院生活を送れているのも、皆さんのことを一番に想い、心配し、大切にしてくれている人がいるからです。端的に言えば、お父さん、お母さん、先生方、友人、兄弟、姉妹も然り。これまで、色々とうるさく言われ、衝突したこともあったでしょう。しかし、自分が恵まれた環境の中で、結構贅沢を言いながら過ごしていることに気付いて欲しいです。それを今振り返ってみて自分自身どう据えることが出来るか。きっと、私が皆さんに支えられてやってきたのと同じ、いやそれ以上のはずです。そんな時、自分のことを心配してくれている人、応援してくれている人のことを思い出して、前向きに頑張ってください。皆さんが頑張る姿は何物にも変えられない財産です。「神様の望まれる背丈」に少しでも近づけるように共に成長していきましょう。