routine 10月9日(金)

 みなさんは「スポーツの秋」を満喫していますか。
 私はスポーツが好きで年間を通して様々なスポーツに参加したりテレビや生で観戦したりしています。スポーツの試合をテレビで見ているとある言葉を耳にします。それは「routine」という言葉です。ずっと前から使われていた言葉ですが、最近聞く機会が増えています。それはラグビーワールドカップ2015の試合の中でです。初戦で世界ランキング3位だった南アフリカを下し、歴史的勝利を挙げたことでラグビー日本代表に一気に注目が集まるようになりました。その日本代表でプレースキッカーを務めるフルバックの五郎丸歩選手のキックをする前のしぐさがまさに五郎丸選手の「routine」に当たります。「routine」とは、英語で「おきまりの手順」、スポーツでは「決められた一連の動き」という意味で使われます。彼のその独特の動きをみたことがある人もいると思いますが、ボールをキックするときは決まってボールを2回転させてセットし、3歩下がってから左へ2歩移動、そして右手を左手に向けて何回か動かす動作をし、少しかがむような姿勢で両手を合わせ、両人差し指を立ててゴールポストを何回か見る。数歩下がって時間をかけずにキック。毎回決められた動作をすることで精神を安定させいつもどおりのことができる、そのための「routine」なのです。メジャーリーガーのイチロー選手がバッターボックスに入ってから構えるまでにする一連の動作もまさに「routine」です。トップレベルで活躍するアスリートこそ「routine」を大切にしています。それは良い精神状態こそがベストなパフォーマンスを発揮することを知っているからです。同じ動作をし、普段通りの精神状態を作り集中力を上げ、普段の力を発揮する、これこそがトップアスリートが活躍している理由の一つだと言えます。これはスポーツに限らず、勉強や仕事にも活かすことができるはずです。毎回同じ行動を取り続けることで心が落ち着き、平常心が生まれます。日頃の練習や勉強の成果を限りなく100%発揮するためには強いメンタルが必要です。最後に一つ言葉を紹介します。「心を強くするのは難しいことに挑戦したときではないのです。誰でもできるような簡単なことを毎日継続することで心が強くなっていくのです。」みなさんも自分のルーティンを作り、様々な場面で持てる力を最大限に発揮できるメンタルを作り上げていってください。