“I”の在り方 11月13日(金)

 私は顧問としてバスケットボールを教える立場にあると同時に、今も現役のプレイヤーとしてプレイしています。バスケットを見ている時もしている時もいつも考えているのが“I”(自分)の在り方です。  バスケットボールの世界ではよく、「TEAMに“I”という文字はない」と言われます。TEAMというスペルの中にIという文字がないことから、「チームの中で一人が目立つ必要はない。みんなで協力することが大事である」という意味で、とても素晴らしい言葉だと思います。バスケットボールだけでなく、すべてのチームスポーツ、また、集団生活にも当てはめることができます。まわりの人と力を合わせて物事に取り組むことでより良い結果が得られるでしょう。また、「WINには“I”がある」という言葉もそれと同じくらい有名です。「勝つため(いい結果を得る)には自分が積極的でなくてはならない」という意味です。一見、先ほどとことばと相反するようですが、私はこの言葉も本質は先ほどと同じであると考えています。バスケットボールというスポーツは5人対5人で試合が行われます。もし味方の一人の選手が活躍をすれば、相手はその選手を2人で守らなければならなくなり、周りは4対3となり数的有利な状況でゲームを進めることができます。コートが狭いため、バスケットボールでは他のチームスポーツよりそれが顕著にでます。つまり、集団の利益のために個人の活躍も必要な場合もあるということです。自分のためではなく他者を活かすために目立つという考え方もあるのです。
 さて、これからバザーが近づいてくるにつれて準備もどんどん大変になっていきます。みんなで協力することを忘れずによりよいものができるように取り組んでいきましょう。また、自分の「楽しさ」「自己満足」のためではなく、みんなと「喜び」「達成感」を分かち合えるように、みなさんひとり一人が積極的に取り組んでいきましょう。