戦争と平和 1月15日(金)

 1月6日に北朝鮮が水爆実験を行ったことに驚いた人も多いと思います。世界各国がこれを非難し、「世界的孤立を招くだけだ」といっています。水爆は原爆よりも威力の強い爆弾であるということは皆さんも知っていると思いますが、核兵器の威力をもっと理解するために皆さんに見てほしいWebページが2つあります。1つは「ハフィントンポスト」というインターネット新聞の中の「戦後70年で核兵器はここまで威力を増している」という記事です。
 1945年8月6日に広島に落とされた原子爆弾リトルボーイの威力は15キロトンといわれていて、この1発の爆弾によってその年の12月までに14万人の方がなくなりました。そして1970年代に旧ソビエト連邦が作った史上最大の水素爆弾「ツァーリ・ボンバ」の破壊力は広島の原爆の3000倍以上の5万キロトンです。単純に比例計算すると、5億人近い人が、1発の爆弾でなくなることになります。このWebページではその威力をインフォグラフィックという手法で強烈に表現しています。
 もう一つは「how many bombs」というページです。このページでは現在の核兵器が1発で50万人の命を奪うこと、そして世界中にある核兵器の数や、各国が保有する核兵器の数を先ほどのインフォグラフィックで表しています。15695発という核爆弾の図をすべてみるにはかなりのスクロールが必要です。想像を超える核兵器の恐ろしさと平和の尊さを実感してほしいと思います。
 1月のテーマは平和です。私たち一人一人が平和について何ができるかを考えてみてください。教皇ヨハネ・パウロ2世は1981年に広島で全世界の若者たちにむけて次のように話されています。
 「ともに手をとり合って、友情と団結のある未来をつくろうではありませんか。
 窮乏(きゅうぼう)の中にある兄弟姉妹に手をさし伸べ、空腹に苦しむ者に食物を与え、家のない者に宿を与え、踏みにじられた者を自由にし、不正の支配するところに正義をもたらし、武器の支配するところには平和をもたらそうではありませんか。
 あなたがたの若い精神は、善と愛を行なう大きな力を持っています。人類同胞のために、その精神をつかいなさい。」