キリストの平和 1月22日

 おはようございます。今日は先週の話の続きをいたします。先週、私は1月のテーマである「平和」について話しました。覚えていますか?
「キリストの平和が私たちの心のすみずみにまでゆきわたりますように。」という歌の歌詞のとおり、私たちは、平和について考えるとき、本当に実現させなければならないのは、「キリストの平和」ではないでしょうか。
 では、「キリストの平和」って何でしょう。それは、私たちが互いに愛することにほかなりません。私たちが互いに愛し合うなら、そこに「キリストの平和」が実現します。以前、東北の震災ボランティアに参加した若者が、次のように話していました。「自分は、ボランティアを通して、多くの人とのかかわりができました。そして、ここに来て何よりうれしかったのは、今の自分を必要としてくれる人がいることです。」私も、震災ボランティアに2度行きましたが、この若者と同じような気持ちになりました。知らない人とかかわりを持つことで、人は他人への思いやり、優しさを身につけることができ、さらに自分自身をも見つめなおすことができるのではないでしょうか。そして何より、自分が誰かに必要とされていることに気づき、しあわせな気持ちになれるのです。
 毎日、なにげなく暮らしている私たちは、日々の生活の中で、「自分を必要としている人」がいることに気づかないことが多いと思います。家族とともにいるとき、学校で友達と一緒にいるとき、職場で、地域社会で、「あなたを必要としている人」がたくさんいるはずです。挨拶をしない人に対して文句を言う前に、自分のほうからその人に笑顔で挨拶をしてみてはどうでしょう。きっと、そこに小さな「キリストの平和」が実現すると思います。
 高3の皆さんはもうすぐ卒業です。この3年間、萩光塩学院で学んだキリスト教精神をこれからは、新しい場所で大いに発揮し、日々の生活を通して、互いに愛し合い、小さな「キリストの平和」を積み重ねていってほしいと願っています。