5月6日 かかわり

 5月になって新緑の美しい季節になりました。しかしゴールデンウィークの期間は、風の強い日が多く、ゆっくり自然を眺めることができませんでした。皆さん、連休はどのように過ごしましたか?ゆっくり休んで新年度の緊張感からくる疲れが取れた人、部活動に励み、日焼けした人、ボランティア活動に参加した人など、それぞれ充実した休みが取れたのではないでしょうか。来週からは試験週間に入ります。今日から気持ちを切り替え、集中して学習に取り組んでいきましょう。
 ところで、5月はカトリック教会ではイエスの母、聖母マリアを讃える月になっています。地球の北半球、特にヨーロッパでは春のお祭りとしていたるところで、マリア祭が行われています。寒く長い冬から解き放たれて、春の訪れを喜ぶお祭りとして、何世紀も続いてきました。本校でも5月2日から津和野で行われた乙女峠の巡礼に、8名の生徒が参加しました。また、戦争や災害で傷ついている地域でも、このマリア祭を祝い、人々の平和と幸せを祈ってきました。私たちも聖母マリアと共に、世界の平和と災害、特につい先日熊本・エクアドルで起こった大地震で大きな被害を受けた人々のために祈りたいと思います。
 さて、今月の学院の目標は「かかわり」です。
良いかかわりをもつために、私は2つのことが必要だと思っています。ひとつは積極的に人と接しようと努力すること。もうひとつは、一人で過ごす時間を大切にすることです。このふたつは相反するようですが、私は大事なことだと思っています。
 人とのかかわりは、自分が傷ついたり、相手を傷つけたりすることもあります。でも、かかわることから逃げていては、いつまでもお互いを理解し合うことはできません。憶測や思い込みではなく、勇気をもってコミュ二ケーションをとることによって、友達や家族そしてクラスでの良い人間関係ができるのです。
 また、多くの人とかかわるということは、ストレスがたまるのも事実です。そして、時としてイライラしたり、相手を批判したりします。しかし、そのイライラの原因は相手にあるのではなく、自分自身にあることがほとんどです。そんな時はケータイやパソコンから少し離れて、一人で趣味の時間に没頭したり、豊かな自然を眺めたりするなど、一人の時間を持つことによって、本当の意味で良い人間関係を築くことができるのではないでしょうか。
 今月は、かかわりと自分を見つめることの両方を大切にする月にしていきましょう。