保健室から 6月10日(金)

 今、円型校舎建て替えのために保健室を移動しています。保健室掃除の人や皆さんの力を借りて引越しをしているところです。力をかしてくれてありがとうございます。

 保健室は、あまりなじみのない人もいるかと思いますが、私にとっては、生活圏のほとんどをしめている場所です。
 私が勤めたとき、光塩学院に保健室がありませんでした。広さも今の半分で、教室と同じ木の床でした。洗面所は付けていただきましたが、二段ベットの上の段が布団置場で、薬品戸棚のカーテンと、つい立の布を手縫いしたのを覚えています。

 新しく買えば、何でもきれいに整えられたでしょうが、一生懸命、保健室を手作りしたことが思い出です。こうして、何もないところから、コツコツ大事に育てていくことは生き物と同じで、とても可愛く感じますね。

 現在の保健室は、そろえて置かなければならない決まり事も沢山あり、新しく改装されています。沢山の卒業生が体重・身長を測定し、泣いたり笑ったり、怒ったり・・・・沢山の思い出とともに、私自身も光塩に育てていただきました。
皆さんは、3年間の保健室。私には、約30年の保健室です。

 私のモットーにしていた、“ただひたすらにひたすらに、苦しいときも、悲しいときも”の言葉で力を出し、ある卒業生が言ってくれた“先生には、養護教諭は天職ですね”の言葉に元気づけられこんなに長く勤められました。そしてまた、これからも皆さんの保健室を育てていきたいです。


 今日は、円型校舎がなくなる前に、保健室の思い出話しをしました。
みなさんのお父さん、お母さんが光塩で学んだ人もいらっしゃると思います。校舎の形や過ごす年数は違っても、変わらなく変化しないものは、光塩の教えです。光と塩の教育は変わりません。その中でこうして皆さんと先生方と巡り会えた事に意味を感じて、喜んで生活しましょう。

 そして、せっかく光塩で出会うことのできた皆さんとの瞬間です。卒業までに一度は、言葉を交わしたいですね。