高3 11月9日(水)LHR

人権教育公開講座 ~人の命を奪うのも人を救うのも人なんです~
 人権教育の一環として「少年犯罪被害当事者の会」代表の武さんを講師としてお招きし、「人の命を奪うのも人を救うのも人なんです」というテーマで講演をしていただきました。武さんは20年前に集団暴行という理不尽な形で長男の命を奪われました。その当時は偏見もあり、事件について遺族が情報を得ることも難しかったことや、一方的な暴行であってもどちらも悪いような報道をされるなど、私たちには想像もつかない本当に苦しい日々を送ってこられたそうです。その時から活動されている少年犯罪被害当事者の会の活動や、「WILL(ウィル)」という集会のことなどのお話を通して、強くて大きな声に流されるのではなく、「見る目と考える力を持って欲しい」と話されました。その他にも、「自分を好きになって、自分を大切に(人にも優しくなれる)」「困っている人がいたら、声をかけてあげられるように」、「何気ない普通の毎日がおくれることはとても幸せ」など、被害者にも加害者にもならないために大切にしたいことを教えていただきました。
 理由もなく大切な人(家族など)が亡くなることは想像し難いことですが、今回のお話を聞いて会の方々がどのような思いで活動されているかを知り、命の大切さについて改めて考えることができました。