希望の光 11月4日(金)

 今月は開校記念日のミサから始まりました。今年初めてミサに参加した人は、創立者マドレ=マルガリタが光塩の生徒たちに何を期待し、どういう生徒に成長して欲しいと願ってこられたか理解できたと思います。学院の創立を記念することは、ただ過去の伝統を守っていくだけでなく、新たな出発を祝う節目の日でもあります。創立から65年たった現在も、そしてこれからも生徒の皆さんによって光塩の精神、良き伝統が引き継がれて行くことを願っています。ミサの最後にみんなで歌った『ハレルヤコーラス』は、とても素晴らしいものでした。参加された卒業生や保護者の方からは、「生徒たちの歌声に感動しました。」「来年も聞きに来たくなりました。」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。私も皆さんの歌声聞いて、皆さんの純粋さと力強さを感じました。そして一人ひとりを光塩の生徒として誇りに思い、「希望」を感じることができました。

 今月の学院のテーマは「希望」です。
 1日のミサの後のコンサートに2人の卒業生が参加しました。皆さんは、ステージ上で演奏する先輩方の姿を見てどう思ったでしょうか?「かっこいい」「あんな風になりたい」と思った人もいるかもしれません。しかし彼らも何の苦労もせずに今があるわけではありません。高校時代、勉強や進路、人間関係でたくさん悩み、自分の将来像を描くこともできず、もがき苦しんでいた時期がありました。その苦しみを親や先生方にぶつけたこともありました。しかし、久しぶりに母校に帰ってきた彼らは、恩師の先生方の前で少し照れながらも、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。きっと彼らは高校時代の経験をとおして、音楽という自分のめざすべきものを見つけ、今日まで努力してきたのでしょう。ステージ上で演奏していた二人は、自分の「希望」に向かって輝いていたので、かっこよく見えたのではないでしょうか。
 私たちは、「希望」という言葉を聞くと、個人としての望みを思い浮かべますが、今月はそこだけにとどまらず、もう少し広がりをもってクラスとして、学校として、社会としての希望を見出していく月にしたいと思います。嫌なこと苦しいことがあると私たちはすぐに絶望的なことの方を考えてしまいます。しかし、そんな時ほど心の奥にある「希望の光」を信じながら努力していく月にしていきましょう。

 最後に、今月23日には伝統の光塩バザーがあります。その準備も本格的に始まっています。毎朝早くからビスケット焼きの準備をしてくれている3年生の田中君、平川君ありがとうございます。彼らのようにバザーの仕事を喜んで手伝ってくれる皆さんの姿を見るたびに、とても気持ちの良い思いをさせられます。私立学校は、保護者・卒業生・地域の方々の支えがあって成り立っています。それを一番感じることができるのがこのバザーです。私たちはそれのことをしっかり理解しなければいけません。光塩バザーの由来は既に皆さんも知っていると思いますが、このバザーは「自分たちの学校を自分たちの手で作っていこう。」と始められたものです。これが受け継がれ、保護者の方々や卒業生・地域の方々がたくさん協力してくださっています。私たちはバザーに来てくださる多くの方々に感謝の気持ちを込めて、この1か月気持ちよく働いていきましょう。