朝礼のことば 「共存」 6月23日(金)

 先日の文化祭は皆さんお疲れさまでした。今年の文化祭は、校友会、文化部の企画をはじめ、それぞれの部活動やクラスの模擬店でも文化祭を盛り上げるために自分たちで様々なアイデアを出し合い、何より楽しんで取り組んでいる姿がとても印象的でした。

 今回の文化祭もそうですが、学校の行事というのは人が成長するうえで重要なものだと思います。

 協力したり、時には意見をぶつけ合ったりしながら取り組むことは何気ないことかもしれませんが、その一つ一つが経験となり、学年を重ねるごとにたくましくなっているのがよく分かります。

 私が尊敬する人物、50歳でもいまだ現役でプレーし続けているサッカー選手の三浦知良選手はこのようなことを言っています。

 「共存あってこそ、といってもいい。もしサッカーが純粋に個人対個人のスポーツだったら、50歳まで選手でいることなどできない。自分一人で全部をできる状況などないのだから、周りの人の走力、体力、知恵と共存しなきゃ。周りに助けられ、自分もチームのためにすべてを尽くす。自分だけを抜き出して評価するのでなく、周囲との関係性においてどうかを見ていかないといけない。周りに関わり、良くしていくことで、自分も良くなっていく。

 経験を積んだ者なら、頭を使おう。体の切れる若い人は走れるし、動ける。サッカーという形に限らず、何事も同じなんだろう。仲間があって自分がある。生かし生かされ、助けて助けられて。そんな法則が働いているのが、いつからか分かるようになるんだ。」

 学校生活も同じだと思います。何をするにしてもそれぞれが自分に何ができるかを考え、そして自分の事だけでなく周りのことも考え、お互いに支え合ってこそ人は成長できるのではないでしょうか。

 3年生の皆さんにとっては、この一年のすべての行事が中学あるいは高校生活最後の行事となっていきます。これからの行事もみんなで支え合い、お互いに高め合っていきましょう。