朝礼のことば 6月2日

 月曜日に行われた草抜きボランティアには、57名の生徒の皆さんが参加してくれたと聞きました。暑い中、学校のより良い環境づくりのためによく頑張ってくれました。ありがとうございます。グランドがきれいになったことはもちろんですが、それ以上に生徒の皆さんが学校のために自ら考え、行動したことに大きな意味があります。萩光塩学院がめざしている教育の成果、そして皆さんの大きな成長が見られ、本当に嬉しかったです。
 また、5月31日には光塩会総会が行われました。学級懇談では、中間テストの結果もお知らせしました。結果に満足している人、ホッとしている人、今回は失敗したと思っている人など、いろいろだと思います。学習にはこれで十分という限度はありません。そして勉強は孤独な戦いです。この結果が自分の将来にも大きく影響していきます。皆さんは、部活動や校友会活動・ボランティア活動など忙しい日々を送っていると思いますが、学習に対しても常に向上心をもって取り組んでください。
 さて、今各運動部の人たちは、高校総体の県予選に出場しています。これから大会に臨む生徒の皆さんは、今持っている力を最大限発揮できるよう技術面だけでなく、精神面・体力面も併せて万全の状態で臨んでください。特に3年生は、3年間の集大成の大会です。試合に勝つか負けるかだけではなく、3年間の厳しい練習に耐えてきたことを自信として頑張ってきてください。応援しています。
 今月の学院のテーマは「ゆるし」です。4月の目標の「出会い」、5月の「かかわり」に次いで、今月の「ゆるし」、この3つには深いつながりがあります。出会いがなければ、かかわりは生まれません。そして、かかわりのないところには、赦すことも、赦されることも生まれません。新学期から2カ月経って新しい生活に慣れてくると、緊張感が薄れ、次第にわがままが出てきます。慣れることは、親しみも増しますが、同時に自分の思いどおりにならないことへの不満も出てきます。私たち人間は、他人の失敗や間違いには厳しく敏感ですが、自分の弱さや過ちには非常に寛大です。
 私は、今日『ゆるし』について皆さんに話しをするにあたって、これまでの自分自身を振り返ってみました。小学校から高校まで何度も何度も校則違反をしてしまいました。喧嘩もいっぱいしました。親が学校に呼びだされたことは数え切れません。そして今でもたくさん失敗をしてしまいます。しかしどんな時も最終的には家族をはじめ、職場の仲間や友だちなどたくさんの人から赦され、我慢してもらってきました。私はどうだったでしょか?家族や周りの人を叱ったり、責めたりしたままではないでしょうか?もちろん赦されるためには、失敗の事実をありのまま認めることと謝罪する勇気が必要です。本当に反省し、改善しようと努力している人を私は赦しているでしょうか?そう考えた時深い反省の念が沸き起こり、これからは逆に自分に厳しく、人に寛大な心を持つことの方が大事だと改めて気づかされました。多くの人とかかわる時、相手の欠点ばかりを見るのではなく、相手を赦しながら、良いところをみつけられる人になりたいものです。