「赦し」について

 先日、高校総体の山口県予選が行われました。出場した皆さんはお疲れさまでした。これで、3年生は高校での部活動のひとつの区切りとなります。これからは自分の進路にもしっかりと向き合い、希望の進路につけるよう頑張っていきましょう。1,2年生は先輩の作ってきた伝統を受け継ぎ、よりよい部活動になるように励んでいきましょう。
 さて、今月のテーマは「赦し」です。
 「赦す」といえば、一見、悪いことをしてしまった人が救われるように見えますが、実は赦す側も救われるのだそうです。当然、自分の失敗を赦してもらえないことはとてもつらいです。深く反省してもなかなか赦してもらえず心が苦しくなります。しかし、赦さないとする人もつらいのです。赦さないとしている間、その人は常に相手に対して怒りや疑いの念を持ち続けなければなりません。そういった負の感情を持ち続けることもとても苦しいことです。「赦す」という行為により、お互いに苦しさから解放され楽になることができます。
 しかし、だからといって「何をやってもよい」「何をやっても赦される」ということではありません。自分のした失敗を認め、「今後は気をつける」ときちんと反省をしている人に対して赦しというものはあるのだと思います。学校生活でも同じです。授業中に寝てしまって怒られた。でも、次の授業からは集中して取り組んだ。先生方は認めてくれます。部活で失敗して負けた。でも、次は同じ失敗をしないようにたくさん練習した。みんな見てくれています。私たちはこの萩光塩学院でともに過ごす仲間です。平成29年度がはじまり、新しい「出会い」、そして「かかわり」がありました。その中で、失敗や過ちを犯してしまった人もたくさんいます。もし、その人が自分の過ちをきちんと認め、反省することができたなら、謝る気持ちをもてたなら、その人を「赦し」、お互いに気持ちのよい学院生活が送れるようにしていきましょう。