中学校卒業式 3月10日(土)

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 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 また、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げますとともに、入学以来、本校の教育活動に深いご理解と温かいご支援を賜りましたことに、謹んでお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 さて、卒業生の皆さん、皆さんのクラスは、文化祭の書道パフォーマンスで書いた文字『九人の愛Love』を体現したクラスでした。一人ひとりが程よい距離感を保ちながら、お互いを認め、役割分担し、仲間を気づかいながら、九人全員で全てのことに取り組んでいました。皆さんのアイデアと行動力、下級生を引っ張っていくリーダーシップ、そして楽しむことを決して忘れないところは、皆さんの最大の魅力です。この三年間、意見のぶつかり合いやすれ違いもあったことでしょう。しかしその経験を生かし、ここまで大きく成長できたことに、今改めて大きな喜びを感じています。

 上村さん。二年生の十月から光塩の仲間になりました。慣れない学校生活や行事に戸惑いもあったことでしょう。しかしいつも冷静に物事を捉え、きちんと目標を見据えて努力を続けてきました。サイパンでのパラセイリング体験やスキー学習では、心配する田中先生を横目に、笑顔で取り組んでいるあなたの姿を見て力強さも感じました。『万里一空』あなたが選んだ座右の銘は、あなたにぴったりです。

 長永さん。下級生やクラスメートによく声かけをしていました。一年生の時のスキー学習では、弱音を漏らしていたあなたが、今年は「最後だから頑張りたい」とあきらめずに取り組み、時間いっぱい何度も上級者コースを滑っていました。一時間かけての通学に耐えたことも含め、この三年間であなたはたくましくなりました。『一所懸命』という座右の銘のとおり実行していたあなたはとても素敵でした。

 津田さん。校友会長としていつも笑顔でみんなをリードしていました。またユーモア溢れる企画で中学校行事を盛り上げてくれました。力まず自然体でありながら、やるべき責任をきちんと果たす姿は下級生の憧れでした。あなたが持っている力は無限大です。『If you can dream it, you can do it.』(夢見ることができれば、それは実現できる。)あなたが選んだ言葉のとおり、もっともっと大きな夢を描き、それを実現させてください。

 刀根くん。ものまねが得意で、クラスのムードメーカーとして多くの笑いを誘い、和やかな雰囲気をつくってくれました。サイパンではホームステイをとおして、信じられないほど早く現地の人に溶け込みながら多くの友人をつくり、外国での生活を満喫していました。あなたの座右の銘は『継続は力なり』。これからは英語学習にも力を入れ、あなたの活躍できる場所で大きく飛躍していってください。

 中村さん。いつも人を思いやり、人のために尽くそうと行動しているあなたは、「光塩生徒の姿」そのものです。それ故いっぱい悩んだことでしょう。でもいつもあなたの周りにはあなたを理解し、見守ってくれる仲間がいました。新しい道に進んでもここで身につけた精神と友情を忘れないでください。あなたの座右の銘『千里の道も一歩から』。今日、その一歩を力強く踏み出してください。

 中村さん。一見クールで、物事に動じていない立ち振る舞いをしていましたが、常に周りに目を配り、また自分の弱さ、苦手なこともよく理解していました。心の中ではいつもドキドキしながら人一倍努力を続けていました。あなたが秘めている行動力とリーダーシップは素晴らしいものです。『Don`t worry, be happy』。この言葉のとおり、結果を考え過ぎず、少し気楽に、あなたが信じた道を突き進んでください。

 野村くん。体育祭のリレーで高校生を追い抜いていく姿はとてもかっこよかったです。またスポーツ大会でバドミントンをしたとき、あなたのスマッシュが速くて返すことができませんでした。この三年間で力強く成長しました。誰に対しても親切で、あなたのさりげない優しさは一番の魅力です。強さと優しさをあわせ、今以上頼もしい男性に成長できるようあなたが選んだ言葉のとおり『努力』あるのみです。

 三浦くん。掃除や奉仕作業などいつも真っ先に手伝ってくれました。そしていつも礼儀正しく周りの人に感謝する気持ちを大切にしていました。あなたの笑顔の中に人柄の良さが溢れ出ています。テニスが大好きで、部活動にも一生懸命取り組んでいました。これからもあなたの良さを忘れず、あなたが選んだ言葉のとおり『自信』を持って多くのことにチャレンジしてください。

 矢次さん。修学旅行のホームステイでは、予期せぬハプニングで二つの家族と過ごすことになりました。そのことに不満も言わず、笑顔で接し、二つの家族と過ごせたことに感謝していました。また、多くの行事をとおしてあきらめない強さも身につけました。そんなあなたを見ていて心の成長を感じました。『完全燃焼』。この言葉のとおり、悔いのない高校生活を過ごしてください。

 卒業生の皆さん、間もなく新たな生活が始まります。これから皆さんが送る人生には、思いどおりにならないこともあるでしょう。辛く悲しいできごともあるでしょう。元ノートルダム清心女子大学の学長Sr.渡辺和子は『置かれた場所で咲きなさい』という著書の中で、自分の思いどおりにならない人生を歩もうとしている学生に対して「置かれた環境の中で、自分なりの花を咲かせようとするかしないかは、その人に与えられた自由であり、その受けとめ方にそれぞれの個性が現れます。そこで咲いてごらんなさい。難しくても、幸せはいつも自分の心が決める。人や環境を恨むのではなく、自分自身が変わることを大事にしましょう。」と言われています。人生は必ずしも第一希望のものばかり叶えられるわけではありません。そして第一希望の道に進むことだけが、最良の道とも限りません。挫折したからこそ出会えるものがあり、挫折は自分を鍛え、きっと成長させてくれるはずです。

 卒業生の皆さん、私は、皆さんに、どんな困難なことがあってもそれに耐えうる強い心と自らの信念を持って行動し、周りの人々から信頼される人になって欲しいと願っています。新たに始まる高校生活の中で、光塩生徒として身につけてきた力を十分に発揮し、必ず幸せを掴みとってください。これからの皆さんが自分らしく光り輝くことができるようお祈りして、私からのお祝いの言葉といたします。

                              平成三十年三月十日

                              萩光塩学院中学校 校長  中村 柔道