朝礼のことば 3月2日(金)

 高3の卒業式が終わり、今年度もあとわずかとなりました。中3は卒業式まであと7日、1、2年生は終業式まであと12日です。残りの日々をどう過ごしたいですか?また、人とどのように関わろうと考えていますか?

 ここで、皆さんに1つエピソードを紹介したいと思います。3学期のある日、生徒の日記帳に短い手紙が挟まっていました。その内容は、「クラスの友達が他人から心ないことを言われていた。きっと嫌な思いをし、傷ついたと思う。先生、○○ちゃん大丈夫ですかねぇ??」といったものでした。私はこの短い手紙から、大切な友達を心配する彼女の大きな愛を感じ、心が温かくなりました。彼女は自分のことだけを考えるのではなく、周りにいる人たちのことにも気を配り、その人が感じている痛みや苦しみを汲み取ることができているのです。これは本当に素敵なことで、私たちの学校が大切にしていることです。 自分の大変さや辛さをアピールすることは簡単でも、人の痛みや辛さに気付くことは難しいからです。

 いくら勉強ができても、人の気持ちを考えず、人の痛みに寄り添えない人は、魅力的だとは思えません。勉強が苦手でも、人の気持ちを汲み取り、その気持ちを一緒に分かち合える人の方が、何十倍も素敵だと思いませんか?光塩で学んでいる皆さんには、そのことに気づいてほしいと思います。

 しかし、私も余裕がない時は、周りの人たちの気持ちを無視し、自己中心的に物事を考えてしまいます。彼女の手紙のおかげで、自分の言動を振り返り、反省することができました。

 試験が終わると、中学生は校外学習、高校生はクラスマッチなどがあり、友達や先輩後輩、先生方と関わる時間はまだまだあります。周りの人たちとの関わり方をもう1度振り返り、人の気持ちを考えて行動するようにしてほしいと思います。そして、自分も周りの人たちも気持ちよく1年を締めくくれるようにしましょう。