平成30年度中学校・高等学校入学式 4月9日(月)

IMG_0720.JPG 柔らかな日差しに、生命が躍動する希望の春を迎えました。

 中学校、高等学校に入学された皆さん、ご入学おめでとうございます。また、保護者の皆様にも、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。
 さて、新入生の皆さん、皆さんは今、どんな中学校生活、高校生活を思い描いていますか。新しい環境・新しい友達とのかかわりに、少しばかりの不安を感じながら、これから始まる学校生活に大きな希望を抱いていることでしょう。

 萩光塩学院では、皆さん一人ひとりを「かけがえのない存在」として、これからかかわっていきます。「かけがえのない存在」というのは、他の誰とも同じではない、ただ一人の大切な存在ということです。皆さん一人ひとりには、人とは違った素晴らしい能力と大切な個性があります。そして、これからはそれぞれ違った歩み方もしていくはずです。三年間を全力で走り続ける人もいるでしょう。疲れた時には一休みする人もいるでしょう。これからは他人との比較ではなく、自分の中にきちんとした目標を設定し、自分に合ったやり方でその目標に向かって努力するよう心がけてください。そして、先ほど新入生代表が宣誓してくださったように、これからの三年間、思う存分自分の目標に向かって進み、大きく成長していってください。

 これから皆さんが中学生・高校生として、自分らしく生きていくためには、広い視野で物事を見、考え、判断する力と毎日の積み重ねが必要となってきます。「今、自分は何をすべきか」「何をしてはいけないか」をきちんと判断すること、同時に毎日の生活の中で、自分を奮い立たせていく「チャレンジ精神を持つこと」を決して忘れないでください。そして、常に自分の成長を確かめながらも、学ぶことのできる幸せと家族への感謝の心も忘れないでください。このような気持ちで萩光塩学院での生活を始めていって欲しいと願っています。

 萩光塩学院では、学習に力を入れて取り組むことはもちろんですが、それ以外の学校行事、部活動、ボランティア活動、国際交流活動などもとても大事にしています。それは皆さんが幅広い活動をすることによって多くの経験を積み、頭や体や心が鍛えられ、さらに人とのかかわりをとおして良い人間関係を築き、バランスの取れた豊かな人間として成長することができるようになるからです。自分が持っている良いものを伸ばし、ここで出会った友人の優れているところに学び、お互いを高め合うことのできる人間関係を作り上げていってください。

 先ほど読まれた『あなたたちは世の光です。あなたたちは地の塩です。』という聖書の言葉は、これからこの学院で学ぶ皆さんに対して、限りない期待と信頼をあらわした言葉です。皆さんが「世の光・地の塩」という本校の建学の精神に沿って、将来社会に貢献できる人となるよう卒業まで共に歩んでいきましょう。

 保護者の皆様、今日から皆様方の大切なお子様をお預かりすることになりました。大変嬉しく思うと同時に、大きな責任も感じています。これからは、本校の建学の精神に基づいて、一人ひとりの生徒に秘められている力が十分に発揮され、立派に成長できるよう、私たち教職員も全力を尽くしてまいります。いろいろとご協力をお願いすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、新入生の皆さんの豊かな才能と力で、この学院に新しい風を吹き込み、先輩と共に良き伝統を築いてくれることをお願いして、お祝いの言葉といたします。

               平成三十年四月九日

               萩光塩学院中学・高等学校校長  中村 柔道