朝礼のことば 5月25日(金)

 中間テストも終わり、いよいよ夏本番が近づいてきます。

 あと1週間もすれば6月を迎え今年度が始まって3ヶ月経ちます。このように1年は12か月に区切られているわけですが、日本にはさらにそれぞれの月に異名がつけられています。すべての月の説明をしていては長くなるので6月の異名「水無月」について今日は話したいと思います。

 現在、わたしたちが使っている暦は、「太陽暦」といい、太陽の動きを元にして作られています。 太陽暦は、日本では、明治6年採用され、それ以後使われていますが、それ以前は、太陽と月を考慮して作られた「太陰太陽暦」が使われていました。この暦のことを、一般的には、「旧暦」と呼んでいます。

 水無月とは、この旧暦に当てはめると、現在の7月中旬から8月にかけてを指します。

このことから「真夏の暑い時期で、水が無い時期になる」ことを指し「水無月」と呼ばれたという説があります。

 しかし、反対に「田んぼに水を引く月」であることから、「水無月」になったという説もあります。水がないのに田に水を引くというのは変な感じがする人もいるかもしれませんが、この「無」という字は連体助詞といい名詞と名詞をつなぐ働きがあり、「無し」ではなく「~の」を表す意味を持っています。そのことから、「水無し月」ではなく「水の月」という意味になるのです。

 諸説あり、どちらが正しいとはいえませんが、このように言葉一つ一つに意味があると思うと楽しくなりませんか?他の11か月にもそれぞれ意味があるので、調べてみてはどうでしょうか?探究心は皆さんの心を育てると思います。