9/28(金) 朝礼のことば

 みなさんおはようございます。インドネシアからの留学生のみなさん、"スラマッパギ"。

Do you enjoy your stay in Japan?

 私たちは、このように言葉を使ってコミュニケーションを取ります。今の最初の3文の中には、日本語、インドネシア語のあいさつ、そして英語を使いました。私たちが生きているこの世界にはおよそ190の国、そしておよそ7000弱の言語があると言われています。国の数に対して、言語の数が多いのは1つの国で100以上の言語がある国があるからです。日本のように1つの言語しか話さない国は世界で30パーセントしかなく、少数派なのだそうです。このように言葉を使ってコミュニケーションを取ることが私たちが考える最も一般的な手段ではないでしょうか。

 しかし、言葉の使用だけがコミュニケーションを取る唯一の手段ではありません。例えば、ジェスチャーを使ったり、アイコンタクトつまり目線で合図したり、またSNSを使えば、その場にいなくても文字などでコミュニケーションを取ることができます。私たちが生きているこの世界はどんどん便利になり、いろいろな手段でコミュニケーションを取ることができるようになりました。AI社会という言葉を聞いたことはあるでしょうか?AIとは人工知能artificial intelligenceの略です。身近なもので言えば、アイフォーンのSiriもその一例です。コンピュータを使って、人間の知能のはたらきを人工的に実現した人工知能が活躍する社会が近い将来訪れ、20年以内になんと今ある仕事の半分近くが機械がおこなうことになると予測も出ています。レジの無人化を始めている店もあります。

 ますます便利な世の中になっていく一方で、コンピュータが人間を支配するかもしれない社会がやってくるかもしれません。そんな時代に生きるみなさんに改めて考えてほしいのが人と人とのつながり、コミュニケーションの大切さです。目の前にいる人としっかり会話をし、意思疎通を図り、お互いを理解をする、これこそが私たちが成長する手段だと思います。国や言葉を超えて、お互いにつながることができれば、視野も広がり、新たな可能性が広がります。他者を思いやること、成長できること、新しいことを創造、つまり新しいアイディアを作り出せること、これは人工知能にはできない私たち人間の特権です。この特権を生かせる人になるためにも、様々な場面でコミュニケーションを積極的に取る姿勢を身に付けてください。インドネシアからの留学生の来校は大きなチャンスです。何もせずに見送るか、積極的に関わっていろいろな収穫をするかはみなさん次第です。ぜひ今日一日を実り多い日にしてください。

 最後にThe students from Indonesian, though you have only one day in our school, make a lot of great memories here.