6/12(金) 朝礼のことば

皆さん、自転車にもあおり運転を取り締まる法律ができたことを知っていますか。政府は6月9日、自転車のあおり運転の違反点数などを定めた改正道路交通法施行令を閣議決定しました。他の車両を妨害する目的で執拗にベルを鳴らすなど自転車のあおり運転を「危険行為」と規定し、3年以内に2回違反した14歳以上に安全講習を義務化するということです。都会では、自転車通勤や自転車を使った宅配サービスなどの運転マナーの悪さから、自転車の事故が増えているようです。自転車に乗ることの責任が重くなったということです。皆さんも十分注意して自転車を利用してほしいと思います。

道路交通法では第1条に「交通の安全と円滑を図ることを目的とする」と書かれています。「安全」を重視する人は多いと思いますが「円滑」も重要な要素なのです。しかし、この「円滑」ということに意識がない人は意外と多いのではないでしょうか。あおり運転のビデオを見ていると、たいていの場合2車線道路の右車線にいる車があおられています。右車線は通常追い越し車線なので、追い越しが終われば速やかに左車線に戻ることになっています。追い越し車線を走り続けることは「通行帯違反」という違反になります。追い越し車線をゆっくり走り続ける車の後ろにあなたがいたらどう思うでしょうか。早く左車線へよけてほしいと思うに違いありません。このように追い越し車線をゆっくり走り続けることは、「ゆっくりだから自分は安全」と思っているかもしれませんが、交通の流れを悪くしますし、後ろに続く車がイライラし、最悪の場合はあおり運転にもつながり、とても危険なことなのです。周りのことを考えず、自分のペースだけで運転することは、交通の円滑を図ることとは正反対のことです。これは自動車だけでなく、自転車でも同じです。周りの人たちの気持ちを考えながら円滑な交通を作ることが大切です。

中学生や高校生でも違反や事故があった場合大きな責任をとらなければならなくなる時代になってきました。昨日も長瀬先生から自転車の乗り方などの注意がありましたが、放課後には忘れている人も何人かいました。自分のこととしてしっかり意識して「安全で円滑な交通」を作るよう行動していきましょう。(S)