6/5(金) 朝礼のことば

6月に入り梅雨の季節となりました。これから過ごしにくい日もあるかもしれませんが、学校は始まったばかりです。体調に気をつけながら頑張っていきましょう。ところで1年生の皆さんは、新しい友だちや先輩、先生方の名前を覚ええることができましたか?また2・3年生は、新しい学年としての自覚が芽生えてきたでしょうか?

今日はまず、光塩の一日の始まりについて話したいと思います。本来なら新入生のために4月の月目標と併せて話すのですが、今年はそれができませんでした。2か月遅れとなりましたが6月の目標と一緒に話しますので、2年生・3年生もしっかり聞いてください。

今、朝礼は新型コロナ感染拡大防止のため各教室で行っていますが、本来光塩の朝礼は、ホールで放送朝礼を行います。毎週金曜日には聖歌を歌い、先生方の話しを聞きます。月初めの金曜日には月目標について、私が話しをします。光塩では一日の始まりの朝礼をとても大切にし、最初の2分間の沈黙は、普段慌ただしい毎日を過ごしている私たちにとっては、けじめをつける貴重な時間として特に大切にしています。この時間を意味のあるものにするため、次のようなことを実行してみてはどうでしょうか。

 朝起きて、皆さんが制服に着替える時、自分の一日を想像してみてください。身だしなみを整えながら「今日は大きな声で挨拶をしよう」とか「真剣に授業を受けよう」とか「笑顔で一日を過ごそう」等の目標をたてて家を出てください。そして2分間の沈黙の時に、もう一度その目標を思い出し確認する!これだけで長いと感じることもある2分間が実りある時間になると思います。私たちが過ごす毎日は、決して気持ちよく過ごせる日ばかりではありません。辛いこと、苦しいこと、悲しいことがある日もあります。しかし一日の始まりに、全校生徒が心をひとつにして、前日の反省をしたり一日の過ごし方を考えたりしたとき、そこに明るい希望が見えてきます。自分自身を高めるためこの2分を大切に使ってください。

次に月目標についてです。光塩では建学の精神を具体化させるため毎月の目標が決められています。1年生は生徒手帳の5ページを見てください。4月は『出会い』、5月は『かかわり』、そして6月は『ゆるし』。この毎月の目標には深いつながりがあります。4月の出会いがなければ、5月のかかわりは生まれず、5月のかかわりのないところに6月の『ゆるし』も生まれません。私たちは『出会い』や『かかわり』をとおして新しい生活に慣れてくると、次第に緊張感が薄れ、わがままが出てきます。慣れることは親しみも増しますが、同時に自分の思いどおりにならないことへの不満も出てきます。私たちは、このような不平不満を持ち始めると人と良いかかわりができなくなります。例えば、自分は日頃たくさんの間違いをしてしまったり他人の悪口を言ってしまったりするのに、友だちの間違いや失敗には敏感に反応して人を責め、他人の何気ない一言に傷つきます。そして自分が傷つかないため、又は悪口を正当化するために仲間をつくって他人を攻撃してしまいます。ですが、人を責めそうになったり不満が口から出そうになったりした時、自分自身のことを思い出してみてください。自分は失敗や間違いをしないのか。人を責める資格があるのか。私たちは自分が失敗したときは赦してもらうことばかり考えますが、人が失敗した時にはなかなか赦すことができません。『ゆるす』という行為は、私たちにとって非常に難しいことです。だからこそ私たちは、常に自分が家族をはじめ、たくさんの人から赦され、我慢してもらっていることを思い出し、人に寛大な心を持つことが大切です。もう一度言います。今月の目標は『ゆるし』です。今月は、多くの人とかかわる時、相手の欠点ばかりを見るのではなく、相手を赦しながら、良いところをみつけられる人になるよう努力しましょう。

最後に、来週から試験週間が始まります。一回のテストが自分の将来に大きく影響してきます。特に高校3年生にとっては、1学期に行われる2回の定期試験がこれからの進路決定に非常に大きな意味を持ってきます。必ず最高の結果が出せるよう頑張ってください。(N)